POPAUPの多言語対応で国際的なお客様の問い合わせ対応を効率化
POPAUP 2025.04.30

企業名 | 有限会社 Raicho |
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設立年 | 1972年6月14日 |
従業員数 | 16人 |
ページ | 乗鞍高原 温泉の宿 Raicho |
乗鞍高原の大自然で自然に還る宿「温泉の宿 Raicho」
北アルプスの南端、標高1500mの中部山岳国立公園内に位置する「温泉の宿 Raicho」。
ありのままの自然に包まれた乗鞍高原に佇むこの宿は、源泉100%掛け流しの硫黄泉と、四季折々の絶景を望める客室が魅力の温泉宿です。
また、日本No.1の参加人数を誇るスノーシューツアーを運営し、最大6名の少人数制で初心者からベテランまで安心してツアーを楽しむことができます。
ファミリーやカップル向けのプライベートツアーも人気で、雄大な自然と温泉を同時に楽しめる唯一無二の体験を創出。
信州乗鞍高原・上高地エリアにおける、大自然の魅力を最大限に引き出す特別な時間が過ごせる場所です。
海外からのお問い合わせ対応に毎日3時間を費やす状況
乗鞍高原で温泉宿とスノーシューツアー事業を展開している有限会社 Raichoでは、特に冬季に海外のお客様からの問い合わせが増加します。
東南アジアなど雪が珍しい国からのお客様が多く、
「雪のアクティビティに適した服装は?」
「60歳でも参加できるか?」
「乗鞍高原へのアクセス方法」
など、同じような質問が繰り返し寄せられていました。
「海外からのお客様が7~8割を占め、一日に何件ものお問い合わせがメールで届いていました。その対応だけで毎日3時間ほどかかっていたんです」と担当者は振り返ります。
Webサイトにはこうした情報を掲載していたものの、情報量が多すぎて訪問者が全てを閲覧するには限界がありました。
「予約ページに文字で載せていましたが、すべて対応していると文字数がすごい量になってしまって、お客様もすべては見ていないだろうなと感じていました」
シンプルさと価格の手頃さを重視してPOPAUPを選択
複数のチャットボットサービスを比較検討した結果、当社のPOPAUPを選ばれました。選定の決め手となったのは、シンプルさと手頃な価格設定でした。
「他社はチャットボットだけでなく、様々な機能がセットになっていました。私たちはチャットボット機能だけを低価格で試したかったんです。設置してどのくらいコスト削減できるか未知数だったので、まずは手頃な価格でお試しする感覚で導入しました」
導入時の懸念点としては、多言語対応と回答精度が挙げられました。
「海外の方が大部分を占めるので、外国語対応できるかは大きな懸念点でした。しかしすぐに対応してくれたので安心しました」
問い合わせの質が向上し、基本的な質問は減少
導入から3か月が経過し、まだ定量的な測定はしていないものの、担当者は効果を実感しています。
「メールでのお問い合わせは去年よりも減ったと感じています。特にWebサイトを見ればわかるような基本的な質問が減り、チャットボットでは回答できない専門的な質問が中心になってきました」
現在は英語、中国語(台湾語)、日本語の3言語に対応しており、特に台湾からの訪問者によく利用されているとのことです。
「訪問者数に比べるとチャットボットの利用者はまだ少ないと感じていますが、それでも問い合わせの質が向上したと感じます」
データ活用によるマーケティング改善へ
現在、POPAUPの管理画面で会話履歴やアクセス解析を確認しながら、さらなる活用方法を模索しています。
「蓄積されたデータをまだ十分に活用できていないと思っています。今後はよくある質問のデータを分析して、マーケティングや顧客体験の改善に役立てていきたいですね」
POPAUPの評価ポイント
導入して特に気に入っている点として、以下が挙げられました。
– 手頃な価格設定
– 迅速なサポート対応
– 吹き出しなどチャットボットを目立たせる機能
– 多言語対応の容易さ
「最終的なゴールはお問い合わせ対応の工数削減です。POPAUPのチャットボットを通じて、効率的な顧客対応と顧客満足度の向上、そして私たちのコア業務により集中できる環境づくりを進めていきたいと考えています」

インタビュー協力
有限会社 Raicho
内山 雄斗 さん