【2024年最新】OpenAI APIの概要とAPIキーの取得&お支払い設定方法
IT技術トレンド 2024.12.26
GPT-4oを利用するための2024年最新OpenAI APIの概要とAPIキーの取得方法、お支払い設定についての解説記事です。
OpenAI APIとは?
OpenAI APIは、自然言語処理(NLP)を利用した多機能なサービスを提供する強力なプラットフォームです。特に注目されるのはテキスト生成(GPT)ですが、その他にも幅広い機能を備えています。
APIの概要と主な機能
OpenAI APIは、以下のような多様な機能をシンプルなRESTfulインターフェースを通じて提供しています。各機能は様々なプログラミング言語で簡単に統合可能で、APIキーを使用して認証し、リクエストごとに特定のエンドポイントにデータを送信することで、各種AIモデルの応答を得ることができます。
- テキスト生成(GPT): GPT-4oやGPT-3.5 Turboなどの先進的なAIモデルを利用して、チャットボットの構築、コンテンツ生成、翻訳、要約、質問応答など多岐にわたるタスクを実現します。
- 画像認識: DALL-EやCLIPなどのモデルを使用して、画像の生成や認識、画像に基づく説明生成などが可能です。これにより、画像を活用した新しいアプリケーションやサービスの開発が進められます。
- 音声処理: Whisperなどの音声認識モデルを利用して、音声データの文字起こしや音声合成を行うことができます。これにより、音声インターフェースを持つアプリケーションの開発が容易になります。
- コード生成: Codexなどのモデルを活用して、プログラムコードの自動生成やコード補完を行うことができます。これにより、開発効率が大幅に向上し、プログラマーの生産性が向上します。
さらに、OpenAIの専用ダッシュボードを通じてAPIの設定や管理が可能で、利用状況のモニタリングや課金設定の管理も容易です。これにより、企業や個人開発者は高性能なAI技術を手軽に活用でき、イノベーションを加速させることが可能です。OpenAI APIは、その柔軟性とパワーにより、幅広いユースケースに対応できる強力なツールです。
昨今注目の活用法
OpenAI APIは、様々な分野での活用が進んでいます。特に注目されているのがRAG(Retrieval-Augmented Generation)です。RAGは、AIが必要な情報を検索し、それを基に最適な回答を生成する技術です。例えば、企業のマニュアルや技術文書などのテキスト情報をAIに読み込ませ、その内容に基づいて質問に答える仕組みです。
OpenAI APIの取得方法
アカウントの作成&APIキーの取得
OpenAIにログインします。
https://platform.openai.com/login?launch
アカウント登録がお済でない方はサインアップしてください。
ログインすると以下の画面に遷移するので、「API」を選択してください。
「Docs」「API reference」ページに遷移した場合は「Dashboard」ページに移動してください。
サイドメニューから「API keys」ページに遷移し、右上の「+ Create new secret key」ボタンをクリックします。
以下の画面が表示されるので、それぞれ以下の設定を行います。
Owned by:you
Name:任意 (識別しやすい名前を入力)
Project:Default project
Permissions:All
設定が完了したら、「Create secret key」ボタンをクリックしてください。
その後、以下の画面が表示されれば、APIキーの作成は完了です。
ここで表示されるシークレットキーは今後、二度と確認できないため、必ずどこかに控えておきましょう。
お支払い設定
お支払い設定を行い、クレジットをチャージすることでOpenAI APIの各種モデルが利用可能です。クレジットがチャージされていない状態で利用するとエラーが発生してしまいます。右上の歯車マークをクリックして、「Settings」ページに移動してください。
サイドメニューから「Billing」ページに移動し、「Add payment details」ボタンをクリックしてください。
以下の画面が出てきますので、
個人利用の場合:Individual
会社利用の場合:Company
を選んでください。
その後は、カード番号等、登録するクレジットカードの必要項目を入力し「Continue」を押下してください。これで、OpenAI APIキーの取得方法とお支払い設定の手順が完了です。
OpenAI API連携で使えるサービス
生成AIチャットボット POPAUP
POPAUP(ポパップ)はホームページやブログ、ECサイトなどのWebサイトにオリジナルの生成AIチャットボットを最短即日で導入し、AIの学習不要でお問い合わせ対応の自動化を実現するクラウドサービスです。ChatGPT連携でお問い合わせ対応の工数削減、業務負荷、精神的負荷を軽減することができ、無料でお試しいただけます。
詳しくはこちらから↓
また、この記事を読む方の中にはOpenAIのAPIを活用し、生成AIチャットボットの構築を考えている方もいるでしょう。社内ナレッジの共有、顧客からのお問い合わせ対応、社内のサポートデスクでの活用などの様々な目的があるかと思いますが、チャットボットを導入する際にはいくつか注意点があり、事前に把握し対策をしておいた方が良いでしょう。そんな方の為に、今回は「チャットボット導入における「失敗ケース5選」の紹介集」をご用意いたしましたので、よろしければこちらもご覧ください。
まとめ
以上が、2024年最新のOpenAI APIの概要とAPIキーの取得方法、およびお支払い設定についての解説です。この記事の手順に従って設定を行うことで、最新モデルGPT-4oを利用するための準備が整います。これからも、OpenAI APIを活用して様々なユースケースに対応していきましょう。
また、RAG(Retrieval-Augmented Generation)の活用法についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください。
ARCHIVE
RECENT POSTS