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IT企業はこう使ってる!株式会社ユリーカの生成AI活用方法をご紹介

IT技術トレンド 2025.05.22

弊社ユリーカは、創業44年の歴史を持つ老舗のシステム開発会社です。長野県内および首都圏のパートナーとの連携を強みとし、業務系からWeb系まで幅広い分野のシステム開発を手掛けています。近年注目を集める生成AIは、ユリーカの事業をさらに進化させるための重要な鍵となっています。本記事では、ユリーカにおける生成AIの具体的な活用事例を紹介し、皆様の業務効率化の一助になればと考えております。まずは、その背景である生成AIの歴史を簡単に振り返りましょう。

生成AIの歴史

そもそも生成AIとは、「さまざまなコンテンツを自動で生成できるAI」のことです。従来のAIは主にデータの分析や分類、予測など、既存のデータに基づいてタスクを実行することを目的としていました。しかし、生成AIは大量のデータからパターンや構造を学習することで、自ら新しいコンテンツを生成できるようになりました。テキストや画像、音楽、動画、プログラミングのコードも生成できます。

Chat-GPTなどの生成AIの話題を毎日のように耳にするようになったのはここ数年のことですから、生成AI=最新のAIというイメージを持ちがちですが、実は30年以上も前から生成AIの研究は行われていました。

初期の試み (20世紀後半)

 初期のAI研究では、ルールベースの手法や統計的なモデルを用いて、簡単なテキストや音楽の生成が試みられました。しかし、その品質は限定的でした。

機械学習の発展 (2000年代)

 機械学習、特にディープラーニングの登場により、画像認識や自然言語処理の分野で飛躍的な進歩が見られました。この基盤技術が、後の生成AIの発展を大きく支えます。

GAN(敵対的生成ネットワーク)の登場 (2014年)

 Ian Goodfellow氏らによって提案されたGANは、本物に近いデータを生成する能力を飛躍的に向上させ、画像、映像、音楽などの生成AI研究に大きなブレイクスルーをもたらしました。

Transformerモデルの革新 (2017年)

 Googleが開発したTransformerモデルは、自然言語処理の分野で革命を起こしました。このモデルを基盤とする大規模言語モデル(LLM)が登場し、人間と自然な対話が可能なAIチャットボットや、高品質なテキストコンテンツの生成が可能になりました。

拡散モデルの台頭 (近年)

 近年では、拡散モデルと呼ばれる新しいアプローチが、特に高解像度の画像生成において注目を集めています。

このように、長年の研究開発を経て、生成AIは私たちの想像を超えるほどの進化を遂げ、様々な産業での実用化が進んでいます。弊社ユリーカも、この進化の波を捉え、積極的に生成AIを活用している企業の一つです。

生成AIについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

株式会社ユリーカにおける生成AIの活用事例

ユリーカにおける生成AIの活用事例は、以下の通りです。社内業務の効率化のみならず、生成AIのAPIを用いることで、社外向け業務の効率化や高品質化にも使えます。

開発効率の向上

コード生成

 社内システムや生産性向上を目的とした研究の一環として、生成AIに定型的なコードやテストコードを自動生成することで、プログラマーの負担を軽減し、開発速度を向上させています。

各書類の作成

 プログラムの仕様書や新規事業企画書などをAIが自動生成することで、ドキュメント作成にかかる時間を削減します。

マーケティングの質と効率の向上

SEO対策

 高頻度で検索されるキーワードを調査したり、記事や画像の生成をしたりしています。このブログも生成AIの力を借りて執筆しています。

事業企画のスピードと質の向上

新規事業企画

 アイデアを出すところから、企画書に落とし込むまでほぼ全てのステップで生成AIを使用しています。

顧客対応の質の向上

AIチャットボット

 顧客からの問い合わせにAIチャットボットが24時間365日迅速に対応することで、顧客満足度を向上させ、お客様対応に掛かる時間と労力を軽減します。

FAQ生成

 過去の問い合わせ履歴から、生成AIがFAQを自動生成し、顧客自身が問題を解決できるようサポートします。

新しいサービスの創出

AIを活用したシステム開発

 顧客のニーズに合わせて、AI機能を組み込んだシステムを開発します(例:生成AIによるデータ分析機能、まるで人のように返答するチャットボットなど)。

AIチャットボットがお問い合わせ工数を削減する理由

顧客からの問い合わせ対応は、企業の生命線ともいえる売上を立てるために、重要な業務の一つです。それは、システム会社でも同じです。AIチャットボットを導入することで、以下のような効果が期待できます。

①24時間365日の即時対応

 時間や曜日に関わらず、ユーザーからの問い合わせに瞬時に対応できるため、ユーザーの待ち時間を減らし、満足度向上に貢献します。

②FAQの自動応答

 よくある質問とその回答を学習したAIチャットボットが、定型的な問い合わせに自動で対応することで、オペレーターの負担を軽減します。

③多言語対応

 グローバルに事業を展開している場合、AIチャットボットによる多言語対応は、サポート体制の強化とコスト削減に大きく貢献します。

④データ収集と分析による改善

  AIチャットボットとの対話データは、ユーザーのニーズや課題を把握するための貴重な情報源となります。これらのデータを分析することで、FAQの改善やサービス全体の向上に繋げることができます。

人的リソースの最適化

 AIチャットボットが一次対応を担うことで、オペレーターはより複雑で専門的な問い合わせに集中でき、人的リソースをより効率的に活用できます。

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まとめ:生成AI活用における今後の展望と課題

生成AIの活用は、まだまだ始まったばかりであり、今後さらなる進化が期待されます。より高度な生成技術の実現はもちろんのこと、生成AIを組み合わせて目標達成や問題解決を支援するAIエージェントの普及など、その可能性は無限大です。

一方で、生成AIの活用においては、倫理的な課題やデータプライバシーへの配慮も重要となります。弊社ユリーカは、これらの課題に真摯に向き合いながら、皆様が安心して利用できるサービス提供を目指していきます。

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