カスタマーサポート向けAIチャットボット5選|比較ポイントも併せてご紹介
IT技術トレンド 2025.06.18

カスタマーサポートを効率化したい企業様向けに、注目のAIチャットボットをご紹介!価格・機能・サポート体制の違いから、あなたに最適なツールが見つかります。
AIチャットボットとは?カスタマーサポートにおける役割とメリット
カスタマーサポートにおけるAIチャットボットの役割は、年々その重要性を増しています。特に近年、生成AIの登場によって従来の「定型文応答」ではなく、「自然な会話」での対応が可能となり、多くの企業がチャットボットを導入するようになりました。
AIチャットボットとは、Webサイト上に設置され、ユーザーの質問に対して自動で返答するバーチャルアシスタントです。例えば、商品の納期、料金体系、返品方法など、よくある問い合わせに24時間365日対応できるため、人手不足の企業でも質の高いサポートを維持できます。
なぜ今、AIチャットボットが注目されているのか?
人手不足と属人化の解消
コールセンターやサポートデスクの人手不足は、今や多くの業界共通の課題です。繁忙期には対応が間に合わず、顧客を待たせてしまったり、対応品質が落ちたりすることも少なくありません。AIチャットボットを導入することで、よくある質問や定型的な問い合わせへの対応を自動化し、スタッフはより重要度の高い業務に専念できるようになります。
ユーザーの即時対応ニーズの高まり
インターネットやスマートフォンの普及により、ユーザーは“今すぐ知りたい・解決したい”という意識を強く持っています。夜間や休日にも対応できるAIチャットボットを導入することで、顧客のタイミングを逃さず対応でき、コンバージョン率の向上や機会損失の回避にもつながります。
問い合わせ対応の質と効率の両立
AIチャットボットの中でも、ChatGPTなどの生成AIと連携するRAG型のチャットボットであれば、質問の表現が多少異なっても柔軟に回答できます。従来のような「決まったキーワードがないと反応しない」といった課題も克服され、自然な会話に近い形でユーザーに対応できます。
こうした背景から、AIチャットボットは単なる業務効率化のツールを超えて、「顧客接点の質」を左右する存在として多くの企業が本格導入を進めています。
生成AIについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
AIチャットボットの種類と選定ポイント
AIチャットボットと一口に言っても、実はその種類は多岐にわたります。それぞれの特徴や強み、弱みを理解した上で、自社の課題や導入目的に最適なものを選ぶことが重要です。チャットボットの種類を分類する切り口は様々ですが、以下で4つのタイプをご紹介します。
チャットボットの主な4タイプ
種類 | 特徴 |
---|---|
シナリオ型 | あらかじめ用意されたシナリオ(分岐構成)に沿って対話を進める方式。FAQやキャンペーンなど単純な用途に強いが、柔軟性には欠ける。導入コストが低く、管理がしやすい点がメリット。 |
辞書型 | 特定のキーワードに反応して返答を返す方式。ある程度の変化に対応可能だが、質問文がずれると期待通りの返答が得られないことも。中規模なFAQに多く利用されている。 |
機械学習型 | 膨大な学習データに基づき、高度な自然言語処理を実現する。複雑な問い合わせに強い一方、初期構築やメンテナンスには専門知識と費用がかかる。大企業や高トラフィックサイト向け。 |
RAG型 | 事前学習が不要で、資料アップロードのみで利用開始可能。生成AI(例:ChatGPT)と連携し、リアルタイムで資料から回答を生成する新しい形。自然な会話で高精度の応答を可能にし、運用負荷も少ない。 |
チャットボットを導入する際に注目すべきポイント
価格
月額利用料・初期費用・従量課金の有無などをチェックしましょう。安さだけではなく、機能とのバランスが重要です。
導入のしやすさ
タグ1行で導入できるサービスであれば、Webサイト運営側の負担が軽減され、スピーディーな導入が可能になります。
学習・設定の手間
専任のエンジニアやAIトレーニングが不要で、資料のアップロードだけで済むサービスは、運用コストの面でも魅力的です。
多言語対応・セキュリティ
特に海外展開やインバウンド対応を視野に入れる企業にとっては、言語の自動切り替えや安全なデータ処理体制も大切なポイントです。
分析機能と改善支援
単に回答するだけでなく、「どんな質問が多いか」「どこでユーザーが離脱しているか」といった情報を分析できるサービスであれば、Webページや商品案内の改善にも役立ちます。
このように、チャットボットを導入する際は、ただ問い合わせの対応をしてくれる機能だけでなく、多言語対応、分析機能、導入・運用のしやすさなどを意識し選定すると良いでしょう。
おすすめAIチャットボット5選をご紹介
AIチャットボットを導入する際、「どのサービスを選べば良いのか?」と悩む方も多いでしょう。ここでは、カスタマーサポートに最適な5つのチャットボットを、ご紹介します。
ChatPlus
特徴
・月額1,500円〜と幅広いプランと低価格
・テンプレート・導入実績が豊富(国内2万社以上)
・シナリオ中心のQ&A管理で、コストを抑えつつ使いやすい構造
強み
・強み:初期費用がなく、スモールスタートしやすい
sinclo
特徴
・シナリオ設計と有人切替の併用に強みあり
・Web接客ツールとして、ポップアップとチャットを両立
強み
・強み:リアルタイム有人対応との連携が簡単で、マーケティングやCV改善に向く
PecoChat
特徴
・ファイル(PDF/docなど)をアップロードするだけで、数分後には運用開始
・月額9,800円〜で、ファイル型チャットの導入・運用がしやすい
強み
・強み:多言語対応・チーム運用にも適した設計(Slack/メール連携可)
Zendesk Chat
特徴
・CRMやナレッジベースと高度に統合されたエンタープライズ向けチャット
・英語・日本語・中国語など複数言語に対応
強み
・強み:問い合わせチケット管理や有人対応との切替に強く、グローバル企業に最適
POPAUP
特徴
・ChatGPTと連携するRAG型チャットボット。資料をアップロードするだけで自動応答が構築可能
・HTMLタグ1行で導入完了、最短即日対応が可能
・docx、PDFなどのファイルアップロードの他、WebページURLから文章の読み込みが可能
・多言語対応(9言語)やセキュリティ、会話ログ解析ダッシュボードも搭載
強み
・導入のシンプルさ:シナリオ整備いらず。資料を用意すればAIが読み込み問い合わせ対応
・価格面:月額6,600円〜と業界でもリーズナブル、無料トライアル付き
・運用支援:会話ログを分析し、SEO対策や顧客理解に活用可能
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今の時代に合ったチャットボット選びを
生成AI技術の進化により、チャットボットの選択肢はますます広がっています。ただし、どんなに高機能なサービスでも、自社の課題や体制に合っていなければ、その力を発揮することはできません。
今回ご紹介した5つのサービスにはそれぞれに強みがありますが、「資料をアップするだけ」「即日導入できる」「価格も抑えめ」「自然な言葉で高精度に答える」という点をバランスよく持ち合わせているのがPOPAUPです。
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