【ECサイトのSEO強化】WordPressと連携して記事を用意するには
ECサイト 2025.04.30

ECサイトで投稿型の記事を増やすには?
ECサイトでの競争がしれつさを増す今、SEO強化は毎日の運営において欠かせない戦略です。商品詳細やカテゴリーページの要素だけでは十分でない今、WordPressを利用したコンテンツ配信に取り組むECサイトも増えてきました。
商品ページ以外の情報をアップしていくためのオウンドメディアのためには、担当者が簡単に更新できるWordPressのブログ機能(投稿機能)がよく使われます。ShopifyといったECパッケージにもブログ機能がついていたりしますが、SEOに効果が出やすいWordPressをあえて組み合わせるケースもあります。ただ、その場合は個別で開発が必要になるなど、ちょっと開発の手間がかかるのも事実です。
当記事では、makeshopのWordPress連携オプションを使って簡単に記事投稿の仕組を作る方法について解説から実践ステップまで紹介します。
ECサイトにおけるSEOの基本的な考え方
ECサイトでSEOを強化するためには、ドメイン力とコンテンツ力の両方面からの攻略が必要です。ECサイトは商品ページが中心になりますが、商品数に限りがある場合、サイト全体のボリュームを増やすことが難しく、SEOでは不利になりがちです。
そこで活躍するのが、記事ページによる有用な情報提供です。ユーザーの問題を解決するコンテンツを続けて提供することで、検索エンジンに高く評価されるサイトに成長させることができます。例えば、季節にあった商品ピックアップや、お困り内容を解決するための商品選びや使い方のガイドなど、さまざまな切り口で、売りたい商品にまつわる「周辺コンテンツ」を作っていきます。
このようなコンテンツマーケティングの試みはECでも必須と言ってもいいでしょう。本来、コンテンツマーケティングといえばもっと広範囲のものを指し、「コンテンツSEO」という表現のほうが正しい言い方になりますが、いずれにしても商品にまつわる、ユーザーのお悩み解決型コンテンツによってSEOのランクを上げていくことで、売り上げにも貢献することが可能です。
makeshopのWordPress連携オプション
makeshopにはWordPress連携オプションというものがあり、とても簡単にコンテンツSEOを実現するためのWordPress連携が可能です。makeshopで構築したECサイトと同じドメイン配下に、WordPressを統合できる機能です。別ドメインやサブドメインで展開されたりもするWordPressを、makeshopの配下「/blog/」配置として統一するため、ドメイン力の分散を防ぐことができます。このWordPressオプションは、物理歴にmakeshopとは別のサーバーにあるWordPressを、「makeshopで運営しているショップURLの傘下としてみせる」設定と言い換えることもできます。
このように「/blog/」配下に記事URLを配置できるため、サイト全体の統一感を保ち、一気にSEO利点を高めることができます。
makeshopをWordPressと連携するメリット
makeshopとWordPressを連携することで、ECサイトに次のような大きなメリットが生まれます。
同じドメイン内にコンテンツを蓄積できるため、ドメイン全体のSEO評価が高まる
別ドメインではなく、ECサイトと同一ドメイン配下(例:/blog/)に記事を配置できるため、各記事がサイト全体のドメインパワーを強化し、SEO効果が最大化されます。
商品購入への導線を自然に設計できる
ブログ記事の中から商品詳細ページへのリンクを自然に設置でき、ユーザーにとって無理のない流れで購買アクションを促進できます。特に「選び方ガイド」「使用シーン紹介」などはECサイトにおける購入率向上に直結します。
WordPressの豊富な機能やカスタマイズ性を活用できる
WordPressならではのテーマ・プラグインによる自由なデザイン・機能拡張が可能です。例えば、SEO対策に有効なメタ情報の設定、関連記事の自動表示、サイトマップ生成など、makeshop単体では難しい施策がスムーズに行えます。
SEOプラグインで本格的な検索エンジン対策ができる
「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」といった専用プラグインを導入することで、タイトル・ディスクリプション最適化、OGP設定、クローラー制御など、細かなSEO施策が簡単に実現できます。
SNS連携や拡散施策も簡単に実施できる
WordPressには各種SNS連携プラグインが充実しており、記事の自動投稿やシェアボタン設置が容易です。コンテンツマーケティングとSNSマーケティングを連動させ、流入チャネルを多様化できます。
運用・更新作業の効率化が図れる
WordPressの管理画面から直感的に記事の投稿・編集・削除ができるため、更新頻度を高める運用体制を構築しやすくなります。非エンジニアでも運用できるため、スピーディなコンテンツ投入が可能です。
ECサイトでSEO効果を高めるために
makeshopのWordPress連携オプションを使うと簡単にECサイトの拡張ができます。これによって、WordPressを使ってコンテンツを拡充していくことができます。運用の際に注意したいことは、「高品質な記事を残す」「ユーザーの問題を解決するなど目的を明確にする」「商品ページへの自然なリンクをつける」「スマホ対応・サイト速度改善を実施する」といったことが挙げられます。そして、なによりも継続するための体制や仕組の整備が必要です。コンテンツ制作の外注・内製問わず、続けていくことができれば、ECサイトの信頼性と有用性を高め、検索エンジンとユーザーの両方から高い評価を獲得し、売り上げにも貢献することができます。
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